乱立する家電量販店を解説します。

さくらや

さくらやは家電量販店の一つ。さくらやは2008年2月現在、新宿を中心に、関東地方に合計16店舗を展開しています(うち6店舗が新宿)

 

さくらやはビックカメラやヨドバシカメラ同様、当初はカメラ専門店としてスタートしました。さくらやの創業は戦後間もない1946年。ちなみに最初の店名は「サクラ屋カメラ店」でした。しかしさくらやは、時代の流れと世の中のニーズに応えるかたちで、その後電化製品一般も取り扱うようになっていきます。

 

さくらやは多くの家電量販店同様、バブル期以降の不景気の中で、生き残りのための苦戦を強いられてきました。そして現在は、「ベスト電器」の子会社として経営の再建をはかっている最中です。

 

さくらやの店舗は比較的駅に近い場所にあるケースが多いようです。会社帰りなどに利用しやすい家電量販店と言えるでしょう。

さくらやの現状

さくらやは新宿に本拠地を置く家電量販店チェーンです。

 

さくらやはもともとはカメラ店でしたが、現在では一般には家電量販店として知られ、事実家電一般を取り扱っています。特にさくらやの本拠地である新宿には全店舗の約1/3(6店舗/2008年2月現在)が集中しており、家電だけでなく、ゲームや模型などの専門店「新宿東口ホビー館」やメガネ専門店「さくらやメガネKAN新宿東口」、時計の「ウォッチ・ドット」といった専門店も出店されています。

 

さくらやはほかの家電量販店の例に漏れず、90年代後半のパソコン全盛期の頃は、パソコン専門の店舗も出していました。現在はこの店舗は「新宿3丁目店」として存続していますが、パソコン以外の家電も取り扱っています。このようにパソコン関連の規模を縮小したとはいえ、最近でも新たにデルの最新機種を取り扱うようになったなど、相変わらずパソコン販売においても積極的です。

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