乱立する家電量販店を解説します。

ソフマップ

ソフマップとは、家電量販チェーン店の一つ。ソフマップは東京・秋葉原を中心に、全国に28店舗を展開しています。

 

ソフマップの特徴は、何といってもパソコンおよびその周辺機器を中心とした品揃え。一度聴いたら忘れられなくなるテーマソング(HELLO,SOFMAP WORLD)はCDにもなり、知名度は抜群です。パソコンユーザーの間ではよく知られているお店で、ネットでは「祖父地図」「祖父」などと呼ばれて親しまれています。

 

ソフマップはパソコンが主な商品であるだけに、ほかの家電量販店と比べると、やはり若干コアなものを置いています。また営業時間にしても、ソフマップはこの手の店としては遅くまで開いている(20〜22時)ので、特に秋葉原ではその点で人気があります。

 

ソフマップは、2008年2月現在、ビックカメラの連結子会社になっています。

ソフマップのあゆみ

ソフマップの設立は1982年。ソフマップは高田馬場のパソコン用ソフトのレンタルショップとしてスタートしました。

 

しかしこのレンタル業も、最初から巷で著作権者を中心に取り締まりの機運が高まりつつあったため、80年代半ばには業務内容を転換。パソコン(新品・中古)ショップとなります。

 

ソフマップはさらにその後、ファミコンやパソコンのソフトの中古買取・販売も業務に加え、中心舞台も秋葉原に移します。ここに「ソフマップ=秋葉原」の図式が出来上がったのです。

 

ソフマップはその後、パソコン販売を中心とする家電量販店となりました。しかし中古販売も並行して続けており、パソコン初心者からヘビーユーザーまで、幅広い層に対応できる店となっています。

 

21世紀に入り、パソコンの低価格化と売り上げ減少の煽りを受け、現在ではソフマップはビックカメラの連結子会社になっています。しかしソフマップは品揃えの豊富さゆえ、相変わらず多くのユーザーに愛されています。

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