乱立する家電量販店を解説します。

石丸電気とは、秋葉原の顔の一つとも言える、大手家電量販店。秋葉原の店舗は、「石丸電気」と書かれた大きな赤い看板が目印です。

石丸電気は秋葉原電気街においては老舗とも言える存在。創業は1945年で、戦後の秋葉原の発展を支えてきた電気店の一つです。その品揃えも幅広く、その時代に合った商品を提供してきました。

石丸電気は、現在はエディオンの傘下にあります。正確にはエディオンの子会社である「東京エディオン」の子会社という位置づけになっており、つまりエディオンの孫会社ということになります。

東京エディオンは今後関東での出店は「エディオン」ブランドで行う姿勢を示していますが、石丸電気に関しては、2008年2月現在、まだ「石丸電気」のまま営業を続けています。

石丸電気は関東地方（と新潟県）に合計20店舗（2008年2月現在）を擁する老舗家電量販店。エディオンの傘下に入った現在でも、石丸電気は秋葉原のシンボル的存在です。

石丸電気の店舗の多くは秋葉原に集中しています。こう書くと、「秋葉原にそんなにたくさん店を出して儲かるの？」などという質問も出てくるでしょうが、石丸電気と一言で言っても、いろいろな種類があるのです。

秋葉原近辺の石丸電気の店舗は、以下の通りです（2008年2月現在）。

・本店

・モバイル館

・生活家電館

・パソコン館

・ゲーム・ホビー館

・SOFT1

・SOFT2

・SOFT3

・アイドル館

・買取本舗

・レフィ−ノ＆アネ−ロ（ハイエンドオーディオ専門店）

つまり、同じ石丸電気の店舗でも、扱っている商品が違うというわけです。目的があって買い物をする人は、豊富な商品の中から選ぶことができるので、買い物しやすいですね。特に石丸電気の「アイドル館」は、アダルトソフトなどの販売をしており、スタッフ全員も男性。コアなユーザーの間では評判になっています。